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株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
ここに、第58期連結会計年度の事業活動をご報告申し上げます。
当連結会計年度における医療機器業界は、先進国では医療費抑制政策や承認基準の厳格化等厳しい状況が続いているものの、先進医療の導入が進み、新興国では人口の増加及び経済発展に伴う医療インフラの整備が進んでいるため、全体としては引き続き市場の拡大を見込んでおります。一方で、米国政権の経済・金融政策動向や不透明な欧州経済の動向等により、世界情勢は安定感を欠いた状況で推移しております。
このような環境下、当社グループにおきましては、引き続き需要の拡大が見込まれる新興国市場において、中国の販売拠点馬尼(北京)貿易有限公司及びベトナムの販売拠点MANI MEDICAL HANOI CO.,LTD.を中心に現地マーケティングの強化を図り、ユーザーニーズの把握及び販売網の整備に努めた結果、デンタル関連製品及びサージカル関連製品の中国での売上を大きく増加させることができました。さらに、成長著しいインド市場においては、新たに販売拠点MANI MEDICAL INDIA PRIVATE LIMITEDを設立し、今後の売上拡大のための土台作りに努めました。一方、先進国市場においては、アイレス針関連製品の北米地域での売上が好調に推移しました。また、ドイツの子会社、Schütz Dental GmbH及びGDF Gesellschaft für dentale Forschung und Innovationen GmbH(以下、「SDG」という。)においては、円高の影響に加え、インプラント及び歯科用貴金属の売上が低調に推移しましたが、欧州販売拠点化に向けて積極的な活動を行うとともに、当社との共同製品開発を推進するための体制整備を行いました。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は17,167百万円(前期比3.7%増)、営業利益は4,261百万円(同0.4%増)、経常利益は為替差益の増加により4,624百万円(同14.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3,315百万円(同10.3%増)となりました。
今後も、業績向上に努めてまいりますので、株主の皆様におかれましては、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2017年11月

代表執行役社長 髙井 壽秀