品質へのこだわり

世界一か否か会議

データに裏付けされた「世界一の品質」を追求します

製品の特性毎に常に「世界一の品質」を保持した製品であるかを検証することを業務の中核に据え、年2回「世界一か否か会議」を開催しています。具体的には当社および競合他社製品を市場から入手し、製品の特性毎に試験を行い「世界一か否かの品質比較表」を作成する過程で当社製品の品質を確認します。「世界一の品質」を逃した特性に対しては失地回復のアクションプログラムを作成し、次回までに執念を持って改良に取り掛かります。これらの活動を通じて得られた、第三者に説明可能な実証的、客観的なデータに基づき「世界一の品質」を追求しています。

人間の五感による品質確保

熟練した手仕事と感覚を大切にします

製造工程途中での光学的、機械的なチェック体制を整備し、省力化とスピード化、品質確保を図っておりますが、更に単純な機械検査のみに頼ることなく、人間の五感を最大限に活用して行う検査を「世界一の品質」確保の要として位置付けています。例えば、当社が提供している縫合針の用途は手術部位や外科医ごとに異なり、1万種以上にも及びますが、この全てに対して人間の目による検査を実施しています。MANI社員の熟練した識別力による品質検査を経てはじめて医師の手許に届けられています。

長期の改善活動で「世界一の品質」「コスト低減」を実現

ベーシックで製品寿命の長い製品にこだわります

限りある経営資源を有効に活用し、さらに長期間にわたる生産改善活動を可能とするため、創業以来ベーシックで製品寿命が長い治療器を造り続け、独創的固有技術を蓄積しています。この長期間にわたる生産の改善活動の積み重ねにより「世界一の品質」が実現します。この製品戦略は「コスト低減」にも大きく貢献しています。

医師・歯科医師との連携

エンドユーザーの声を積極的に取り入れます

「世界一の品質」という客観的データに基づき、主に海外市場では効率的なマーケティングを行う一方、技術的レベルの高い日本の医師・歯科医師に対しては、開発担当者帯同のもと、積極的な直接マーケティングを行っています。日本で認められた製品は世界中のどこへでも通用するとの考えのもと、エンドユーザーの新鮮な使用感といった品質要求事項を積極的に調査し、新製品開発および製品改良に反映させています。

使命に誠実であることを大切にします

使命に誠実であることを大切にします

当社製品は労働集約型で熟練者によって成り立っています。したがって真面目で手先が器用であり、誠実で根気強く物事に取り組める姿勢は、MANIグループ社員に大切な要素です。私たちは「世界一の品質」を実現するため、海外生産拠点を設立するに際しても、そういった人材が多く集まる国・地域を選定しています。その結果、海外工場の人材の質及び製品の質のいずれにおいても、国内工場と同等以上の水準を確保しています。

MANIの集中戦略

『トレード・オフ』を明確化しています

製品戦略においては、トレード・オフ(やらないこと)を明確化し、これを愚直なまでに実行しています。限られた経営資源を最も有効な分野に投入することで「世界一の品質」を実現し、長期的な安定成長を目指しています。

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